谷川醸造資料

Tanigawa jozo

 谷川家は、輪島市鳳至町で明治 38(1905)年に酒造りを始めたと伝えられている。現在、酒造は営業しておらず、醤油・味噌の醸造を行っている。令和4年(2022)の調査で、明治 33 年 (1900)から昭和55年(1980)頃の酒造関係資料があることが確認できた。これらの資料のうち、看板やポスター、写真・アルバム、酒器類 83 点を撮影・リスト化し、公開した。

 谷川家資料の中で特筆すべきは、大正期から昭和 20 年(1945)以前の酒造場や酒造工程の写真が現存して いる点である。既に存在しない建築物や、使われていない酒造道具、当時の酒造工程を可視化できる 資料として大変貴重である。

本事業は、文化庁「令和4年度文化芸術振興費補助金(「食文化ストーリー」創出・発信モデル事業)」により行われた。

 

 


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