奥州市学校資料

Oshu City School Education Resource

 近年の全国的な少子化・人口減少に伴い各地で学校の統廃合が進んでいる中、岩手県奥州市も例外ではなく、2021年度末から2023年度末にかけて10の小学校が閉校となった。これを受けて奥州市教育委員会・えさし郷土文化館が資料を収集し、本資料群の中には学校・地域にゆかりのある重要な資料が多く残されていることが分かっている。

 これらの資料群の中から個人情報の記載がある資料を除き、教育・学術的に幅広い利活用が期待できる多様な資料を段階的に「奥州市学校資料アーカイブ」として公開する。 本資料群の調査は、2023年〜2024年にかけて、奥州市えさし郷土文化館において複数回実施された。

本調査に参加したメンバーを以下に示す。

奥州市学校資料調査2023参加メンバー
高橋和孝 羽柴 南枝 (奥州市教育委員会事務局歴史遺産課)
野坂晃平 (えさし郷土文化館)
堀井 洋 堀井美里 佐々木紫帆 (合同会社AMANE)
大月希望 (東京大学大学院・合同会社AMANE)
高田良宏 (金沢大学)

2023年8月:えさし郷土文化館企画展「学校のおもかげ」展
https://www.esashi-iwate.gr.jp/bunka/2023/exhibition/omokage/

奥州市学校資料調査2024参加メンバー
高橋和孝 羽柴 南枝 (奥州市教育委員会事務局歴史遺産課)
野坂晃平 (えさし郷土文化館)
堀井 洋 佐々木紫帆 (合同会社AMANE)
大月希望 (東京大学大学院・合同会社AMANE)
高田良宏 (金沢大学)

2024年7月〜2025年2月:奥州市文化財調査速報展2024「地域をうつす学校資料」
https://www.city.oshu.iwate.jp/web_museum/oshirase/1/13757.html

 

 本アーカイブでは「逐次公開」の考え方に基づき、調査途中での積極的な資料情報の公開を実施する。→「逐次公開」についてはこちら

本事業の一部は、科研費22K18485(挑戦的研究萌芽)「地域資料の戦略的選別のための資料の関係性に着目した横断的共有手法の実現」の支援により行われた。

 


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